バラのカービング・作り方あれこれ

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私がバラのカービングを習ったときは、花芯を4等分して5枚の花びらを重ねて彫っていく方法を習いました。だから、今でも4等分してバラの花を作ります。
でも、聞くところによれば、5等分する方法もあるのだとか。どちらが彫りやすいのでしょう?慣れと言ってしまえばそれまでですが、あえて検証してみます。

4等分のときは、まず4分の一の大きさの花びらを彫る→3分の1重ねて、同じ大きさの花びらを彫るの繰り返し。

花びらの位置と4等分の印は、どんどんずれていきます…花びらが重なるので。

 

 

5等分の場合、印通りに花びらを彫ると、花びらが重なりません。5等分より大きな花びらが必要です。3分の1印をオーバーして花びらを作ります。

花びらを作り始める位置は5等分の印があるので、わかりやすくなります。


うーん、確かに4等分よりわかりやすい。5等分が上手にできたら、わかりやすい方法ですね!

ちなみに、私は5等分が苦手です。元々おおざっぱなので均等というのは苦手なのですが、5等分、最近大体はできるようになりました(笑)

 

 

思い切って12等分すると、全部に印が付くので、最初はわかりやすいかもしれませんね。花びら1枚あたりは印4こ分。

ただし、細かくなると、12等分の印は見づらいと思われます。

お勧めは、できないなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に花芯ができたら、もう一安心です。

花びらと花びらの間に、一枚づつ外側の花びらを作っていきます。花びらの厚さや形など、彫る方によって、特徴が出るところです。

 

花びらの幅や角度に気を付けつつ彫っていき…

 

完成~!これは初心者向けのシンプルなデザインです。

バラは花芯を深くしたり、花びらを薄くすることを目指したり、花びらの形を変えたり、初心者から長く楽しめる定番です。

あなたが思い描くバラは、どんなバラですか?溝の形や花芯の彫り方、花びらの重なり方を変えると、印象が変わります。

正解はありませんが、理想に近づきたいですよね。

レッスンの時にご相談いただければ、理想に近づく作り方をアドバイスさせていただきます。いつものレッスンをぜひ活用してくださいね!

 

 

 

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